亡国の民たちは、安全な場所を求め、大森林の深い所に荷を下ろした。それから数十年が経ち、輝く時代はもはや思い出の隅っこに残った星のように小さな光と化した。彼らは、戻らない過去を追憶して現実を恨むよりも、歯を食いしばってでも一歩踏み出すことを選んだ。その中心にはこの勇敢で真っ直ぐな騎士がいる。
まだ経験不足で未熟な所もあるが、彼はいつも正しい道を歩もうとする。その手を握る者に、シュナイダーは変わらぬ友情と忠誠で答えてくれるだろう。